埼玉県の地下神殿と呼ばれるその場所は、埼玉県東部に建設された世界最大級の放水経路。
「首都圏外郭放水路」は豪雨などで溢れそうになった中小河川の水を地下に取り込み、大きな川へと流す事により洪水を安全に処理してくれています。
地下に広がるその光景はまるで地下神殿と呼ばれ、地底探検ミュージアム 龍Q館にて開催される見学会で御目にかかれます。
今回は概容やアクセス、料金、所要時間や注意点をまとめてご紹介しますね。
※2019年の見学会は3月頃からとなったようです
首都圏外郭放水路とは?
首都圏外郭放水路(しゅとけん がいかく ほうすいろ)は国道16号の地下約50メートルに建設された延長6.3キロメートルの地下放水路です。
施設は、各河川から水を取り入れる流入施設、地下で貯水したり、流下する地下水路、そして地下水路から水を排出する排水機場等で構成されています。
地底探検ミュージアム 龍Q館より引用
埼玉県の東部に建設された、世界最大級の地下河川です。
簡潔に言うと洪水や住宅地への浸水を防いでくれたり、豪雨などの自然災害から私たちを守ってくれる欠かす事のできない存在ですね。
地下約50メートルと記載されていますが見学会でも地下へ向かって階段を降りて向かっていくのですが何ともワクワクした気持ちになります。
地底探検ミュージアム 龍Q館
首都圏外郭放水路の見学は地底探検ミュージアム 龍Q館で行われています。
埼玉県春日部市に位置しており駅からは離れています。
アクセスは後ほどご紹介しますね。
名前の由来は春日部市(旧 庄和町に伝わる「火伏の龍」伝説と「AQUA(水)」にちなんだものだそうです。
平成15年のオープン時に、皆さんからの募集で決定したようですね。
では中へ入って行きましょう。
三階建でどのフロアにも放水路についてあらゆる紹介がされています。
こちらは入ってすぐのエントランスホール。
後ほど見学会開始の際に集まる場所でもあります。
放水路のメカニズムが図により分かりやすく紹介されていますね。
2Fでは実際に使用されたカッタービットというものや、調圧水槽を掘ったときに出土したも化石が展示されています。
中には既に絶滅した貝の化石なども含まれているようです。
そして3階へ。
受け付けはこちらのフロアになります。
この受け付けをするとこのような参加証がもらえますよ。
また放水路の働きを模型などで見れるので小さいお子さんが楽しんでいましたね。
テレビの撮影などでも使われることもあるためか芸能人のサインだったりも展示してありました!
見学会スタート|所要時間は約1時間
さてここからはいよいよ見学会の模様をお届け。
所要時間は1時間かからないくらいとコンパクトですがしっかり説明を加えながら案内してくれます。
エントランスに集まり先ほどの図で首都圏外郭放水路全体の説明を聞き終えると、さっそく地へ。
一度外に出てこちらから階段を降りて地下へ向かいます。
階段を降りるといよいよ。
圧巻の光景がありました。
階段を降りていると全貌が見えてくるのですがかなりのスケール感で少しくらっとくる感覚もありましたね。
地下にある事によってさらにそびえ立つ雰囲気が増しているようにも思えます。
ここでは流れてくる水の勢いを弱め、スムーズに江戸川へ水を流す役割を担っているそうです。
こちらでは見学の所要時間が10分程と短めなのですがその間は決められた敷地内となりますが自由に見学ができます。
もちろん写真も撮り放題なのでバシバシ撮影してきました。
お子様連れの方も見えていましたがお子さんも大はしゃぎの模様でしたね。
異空間で順応するのに時間がかかるのか、10分間があっという間でした。
この後は元来た階段を登り見学は終了となります。
ここまでで50分くらいでしたが充分楽しめる内容でしたね。
アクセス | 予約 | 料金
アクセスは龍Q館のホームページからみていきましょう。
この通り最寄りの南桜井駅からは徒歩で40分かかりますので車かバスでのアクセスが良さそうですね。
見学会に関しては要予約となっています。
人数には限りがありますので行きたい日にちがる場合は早めの予約が良さそうですね。
電話予約とweb予約があるのですがweb予約だと支払いまで完結できるので私はwebにしました!
入力が面倒な方は電話で予約して当日受け付けでも支払いが可能です。
料金は一人650円でこちらは大人も子供も同額であります。
終わりに
今回は初春日部市のご紹介でした。
今年はエリアを広げてお届けしたいと思っています。
前回記事にしたメッツァビレッジ の記事が沢山読んで頂けたのでまだの方は読んで頂けると嬉しいです。
それでは。