「越谷でこだわりの1着を」夫婦で経営する古着屋【skip skip】をご紹介

「完全に勢いでオープンしましたね。」

そう語るのは越谷に今年3月にオープンしたばかりの、古着屋スキップスキップの並木勇樹さんだ。
古着屋さんでは珍しく夫婦で経営されている。

今回は決断から2ヶ月でオープンさせるまでのストーリーと共にご紹介していきます!


語り手

▼古着屋skipskip(スキップスキップ)
並木勇樹さん 並木香織さん
語り手

▼埼玉ベース編集長: 森

● 決断から2ヶ月でオープンへ

ーー始めにスキップスキップについて少し教えて頂きたいと思います。

勇樹さん:スキップスキップでは主にアメリカ古着を中心にレギュラーからビンテージまで扱っています。
メンズとレディースの比率は丁度半分ずつくらい。メンズは僕が仕入れていて、レディースは香織さんが仕入れています。

ーー確かにメンズとレディースで少しテイスト違う感じがしますね!

勇樹さん:お互いの好みや提案が結構反映されているかなと。
デイリーでも落としこみやすい古着から、1940年代の本格的なビンテージまで取り扱っています。

ーーそう言いながら見せてくれたシャツは80年前のビンテージシャツを見せてくれました!

ーーオープンしたのはいつ頃でしょうか。

勇樹さん:お店は今年3月にオープンしました。
また僕自身、以前越谷のセカンドストリートで働いていたこともあり、越谷にはだいぶ馴染みがあります。

香織さん:私も同じく越谷のセカンドストリートで働いていたんです。
主人は草加市出身ですが、私は越谷市出身なので、これまでも地元で働いていたのが長かったですね。

ーー越谷のセカンドストリートには今でも足を運んでいます!では古着屋さんを始めるビジョンは既にあったんですね。

勇樹さん:はい。ただセカンドストリートを退職してからは一度別の職に就いていました。
元々そこで事業が上手くいったら古着屋さんをやらせて貰える話になっていたんです。ただその話が流れてしまい、3年程勤務しましたが退職に踏み切りました。

その後、再度就職する気にはなれず、完全に勢いでオープンしましたね。
決断して2ヶ月程でオープンしていました。(笑)

ーー2ヶ月!かなりスピード感がありますね。

勇樹さん:元々洋服は集めていたんですが、オープンまではなかなか大変でしたね。
内装も業者を入れずに自分達でやったりでとにかくバタバタしたオープンになりました。

ーー心境の変化はなにかありましたか。

勇樹さん:やはり毎日が楽しいですね。僕はほぼ店頭に立っているんですが好きな古着の話をお客さんとできて楽しい。

特に古着って1着1着に背景があるので自然に話が膨らむんですよね。

ーー これらのTシャツは90年代のモノで、こだわりのU.S.A製。
当時のカルチャーを感じるプリントがお勧めのポイント。 

● お店同士のゆるい繋がりをもっと

ーー勇樹さんに伺いたいんですが、越谷のファッションってどう思われていますか?

勇樹さん:結構お洒落な人もいる印象ですね。
あくまでうちに来てくれるお客さんからのイメージが多くなってしまいますが!

都内の古着屋さんって1日に沢山の人が来るので当たり前ですが色々なファッションの人が来るんですよね。
ウチのお店は都内のお店ほど人は来ないんですが、1人1人違ったテイストである事がほとんど。

また同じ越谷市内の古着屋さんからの紹介で来てくれる方も多く、本当に古着や洋服が好きな人も一定層いるんだなといった印象ですね。

ーー特に古着屋さんにはそういったこだわりのある方は集まりそうですよね。それに越谷って実は以前から古着屋さんが多くはないけどありますよね。

香織さん:特にこのエリアって獨協大学と文教大学の間くらいに位置しているんですよね。
なのでファッションが好きな若い子が自然と集まってくる気がしています。

ーー 着ているTシャツを聞いたら「これはパウエルというスケートブランドのブートTなんです!」と教えてくれました。特に勇樹さんはスケボー好きらしい。

ーーそう言われて見ると確かにそうですよね。カルチャーを感じる場所ってまだまだ越谷には少ないと思うので、古着屋さんができてくれるのは嬉しいです。

勇樹さん:ウチのお店に来てくれるお客さんは北越谷のO.WELLさんや、越谷のvictoryさんからの紹介で来てくれる方も多く、今後このエリアのファッション好きが集まってくれると嬉しいですね。

またそういったお店同士の交流によって「新しくできたあのお店に行ってみよう」と思えるようなお店間でのゆるい繋がりも増えると嬉しいです

● skip skipのこれから


ーー今後何かお店として考えている事などはありますか?

香織さん:お店としてはまず知名度を上げていきたいところですね。
古着屋さんって最初の1年目と3年目がとても大変だと言われているので、特にこの期間は試行錯誤してやっていきたいと思っています。

ーーsnsでも活発に発信されてますよね。

勇樹さん:Instagramはほぼ毎日更新していますね。今はECサイトも簡単に作れるので、ひとまず落ち着いたらしっかりやっていきたいですね。

ーー この取材中にInstagramを見た学生さんがお目当てのTシャツを買いに来たのを目の当たりにして、snsの効果を改めて感じました!

ーー古着屋さんってお洒落過ぎる雰囲気があるのでたまに入りづらく感じるんですよね、、。オンラインストアはどこでも買い物ができるしゆっくりみれるのでありがたいです。

勇樹さん:そういった雰囲気は何となく分かります。(笑)
スキップスキップという店名には「一人一人がスキップして帰りたくなるような、楽しいお店」という意味が込められています。
なので古着が好きな方はもちろん、これから古着を着てみたい方など色んな方に来て頂けると嬉しいですね!!

ーーお二人の雰囲気にも合ったキャッチーな店名が素敵です!本日はありがとうございました!

skipskip

住所:埼玉県越谷市赤山町4-11-14
TEL:048-971-9961
営業時間:10時~21時
定休日:毎週水曜
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ジャンル:メンズ・レディース

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